心身に不安があるが就職・リワークに一歩をふみ出したい・心配で仕方がないという方は
就労移行支援 EL-TRUST蒲田へご相談ください |
うつ病(鬱病)・発達障害(学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)・自閉症・アスペルガー症候群)・
統合失調症をお持ちの方に就職・就労・リワークのご支援をいたします。週1回からでも利用可能です。
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2019-12-20
EL-TRUST蒲田の中村です。
先日、政府が75歳以上の方の医療費の自己負担を引き上げることを検討しているというニュースを見ました。皆さんはどう思われますか？
医療費が膨れ上がっている、国の借金が増え続けている、さらなる増税が必要、
などなどお金の話になると暗いニュースばかり目につく気がします。
さて、同じくお金の話ですが、「年金の支給開始年齢引き上げ」ですとか「年金制度は破綻するか？」など、年金についても話題があがることがありますね。
当ブログをお読みの方の中には、すでに障害年金を受給している方や今後申請を考えている方もいらっしゃると思います。
実際のところ、障害年金だけで生活していくことは可能なのでしょうか？
今日はそれについて書いていきたいと思います。
結論から言うと、他に一切収入がなく、まったく仕事をしていなくても障害年金のみで生きていくことは可能です。実際にそういう方もいらっしゃいます。
では障害年金を申請したら今後の生活の心配はしなくてよいのでしょうか？
答えは否です。
まず障害年金を貰うためにはいくつもの条件があります。条件を満たしていないと貰うことはできません。障害があるからといって無条件で受け取れるものではないのです。
そして実際に受給できたとしてもその金額はあまり多くはありません。
参考までに、こちらが平成31年4月から定められている障害基礎年金の金額です。
（※加算等は含めていません）
【1級】 年額975,125円 （月額81,260円）
【2級】 年額780,100円 （月額65,008円）
毎日の生活をしていくには中々厳しい金額だと思います。
持家であれば家賃がかからないのでなんとかやっていけるかもしれません。
ほかにはグループホームなど、障害のある方が比較的安価で住める住居もあるのでそういった場所に住む選択肢もあります。前述したケースがまさにそうです。
ただし、障害の状態が重くなったり高齢になって介護が必要になってくるとそのまま住み続けることは難しくなってきます。
そうすると他の住まいを探さなければならず、年金のみでは難しくなってきます。
また、障害年金は一度支給されたからといってずっと貰えるとは限りません。
障害の等級が変わって、ある時から急に年金が減額、あるいは支給されなくなることも起こり得ます。
今貰えているからといって、（やむを得ない状況もあるとは思いますが）障害年金のみを当てにするのは将来のリスクが大きいかもしれません。
そもそも年金制度そのものは大丈夫なのでしょうか？
テレビやインターネットなどで、たまに取り上げられる話題です。
一般論にはなりますが、年金は破綻しないと言われています。
年金の財源には税金のほかに、普段私達が支払っている年金保険料が使われています。
もし年金制度を廃止した場合、年金の支払いは止まりますが、保険料も徴収できなくなります。
年金が貰えなくなった方の生活を支えるため、代わりに国は生活保護を行わなければなりません。
ところが生活保護は財源が100％税金です。そうすると保険料の徴収がない分、国にとっても負担が増えてしまうわけですね。
そのため年金制度は存続させるほうがいいのです。
ただ、年金の支給開始年齢は引き上げられていくことが予想されています。
平均寿命が延びているとは言え、受給開始が70歳、75歳と先に延びていけばいくほど年金を受け取れる可能性も低くなっていきますし、長く働かなくてはなりません。
保険料だけ払って、受け取ることなく亡くなってしまう。
75歳まで働かないと年金がもらえない。
そんな状況をもって破綻と捉えている方もいるかもしれませんね。
とはいえ先のことがどうなるかなんて誰にもわかりません。
SMAPが解散してTOKIOのメンバーが減って嵐が活動休止するなんて誰が予想できたでしょうか。
先のことがどうなるかわからないからこそ、働けるときに働いて収入を得ておくことはとても大切なことです。
EL-TRUST蒲田は働きたいあなたの力になります。
「将来に不安はあるけど、どうしたらいいかわからない。」
「働きたいけど自信がない。」
そんな時はぜひご相談ください。
今回は以上です。どうもありがとうございました。
EL-TRUST蒲田（エルトラスト カマタ）
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