JESD 日本うつ病就労移行支援協会

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2019-11-28

相手に良い印象を与える「会話」のスキルとは?

皆さん、こんにちは。

EL-TRUST蒲田のハニュウです。

夜寒が身にしみる季節となりましたが、お体におさわりはございませんか。

ノロウイルスが流行し始める時期です。

小まめな手洗い、うがいを心がけましょう。

さて今回の記事は「会話」についてご紹介いたします。

わたしたちが普段何気なくしている、会話。

学校で友人とする会話、職場で上司とする会話、自宅で家族とする会話など

一言で「会話」といってもそのシーンは多岐にわたります。

また会話の目的は自分以外の誰かとコミュニケーションをとることだけではありません。

会話の仕方によっては相手に与える自分の印象を変えたり、

その時々の状況を変えたりすることも可能です。

一般的な「会話」には一連の流れが存在します。

今回は「あいさつをする」「会話を始める」「会話を続ける」「会話を終える」

4つに分けてご説明いたします。

あいさつをする

皆さんご存知の通り、日本語にはいろいろなあいさつがあります。

中には外国語には訳せないような日本語特有のあいさつもあったり、

日本国内でも地域によって表現が異なっていたりと、

日本語のあいさつは非常に多様性に富んでいると言えるでしょう。

また相手によって使い分けたり、時間帯やシチュエーションによって使い分けたり、

その状況にふさわしいあいさつをすることで「この人はきちんとしている人だな。」

という印象を相手に与えることができます。

その場に合ったあいさつができれば、自分の印象を良くすることが可能です。

その反面、自分はちゃんとあいさつをしたつもりでも相手に聞こえなかった時や、

逆に相手のあいさつが聞こえなくて無視したと思われてしまった時はいかがでしょう。

「この人はまともにあいさつもできないのか。」という

悪い印象を相手に与えてしまうかもしれませんね。

自分のことを理解してくれている友人や家族ならまだしも、

相手が目上の人や初対面の人だったら、その後の関係に多かれ少なかれ影響が出てくるかもしれません。

皆さんも部下や後輩、初対面の方に急にあいさつも無しに用件だけを伝えられたら、ビックリしませんか。

たかがあいさつ、されどあいさつ。

会話を始める前には、相手に対してその場に合ったあいさつをしましょう。

会話を始める

相手と良好な関係を築くためにはあいさつはとても重要です。

ですがあいさつだけではその後の会話を繋げることは難しいのも事実です。

会話を始める時、つまり自分から相手に話しかける時には

以下の2つの場面があるでしょう。

①必要に迫られて話しかける場面

②自分から相手に話しかけたい場面

いずれも相手に話しかける前には相手の状況を確認することが必要です。

普段どれほど仲が良くても、

もくもくと作業に集中している人、他の人と話している最中の人、

なにか考え事をしていたり忙しそうに見える人に話しかけるのは、誰でも気が引けますよね。

ですが相手が終わるのを待っているだけ、相手に話したいアピールをするだけでは

会話を始めるタイミングは作ることはできません。

まずは急に話しかけたり、用件だけを一方的に話すことは控え、

相手が電卓や電話を使用していないか、手を止められそうな状態なのか、など相手の様子をうかがいましょう。

判断が難しい時や急用の時は「今、お時間よろしいですか?」「今、お手すきですか?」

といった質問をして相手の状況を確認しましょう。

もしも相手の手が離せない状況だったら折を見て出直したり、

相手の都合がよい時間を聞いておきアポをとりましょう。

会話を続ける

さて、みなさんに質問です。

みなさんは「何話したらいいかな。次の話題が思いつかないな。」と

思っている間に相手と気まずくなってしーん、となってしまった経験はありませんか。

会話を長く続けるためには、質問の仕方を工夫しましょう。

質問には種類が2つあります。それは

『 閉じた質問 』(クローズド・クエスチョン)と

『 開かれた質問 』(オープン・クエスチョン)です。

「閉じた質問」とは「はい」と「いいえ」で答えられる質問のことで、

会話内の質問が「閉じた質問」ばかりだと、

相手の回答の度に会話がブツ切りになるような淡泊な印象の会話になってしまいます。

一方、「開かれた質問」とは、聞かれた事に対して

「はい」「いいえ」では答えられない質問のことです。

例えば、「いつ・どこで・誰が・なにを・なぜ・どうやって」といった

質問ができると会話が続きやすくなり、相手も「自分の話に関心を持ってくれてうれしい」と感じてくれます。

また、話を引き出すことができ、相手をもっと知ることも出来ます。

「開かれた質問」は会話を続ける為、聞き上手になるための大切なスキルです。

会話を終える

最後は会話の終わらせ方についてご説明いたします。

というのも相手と会話をする際は時間切れになったり、

話に行き詰ったりする時のことも考慮し、会話を終わらせるスキルも必要だからです。

言い出せずに話を続けていると、自分の予定が狂ってしまったり、

相手の話に集中していないことが伝わったり、かえって相手との関係が悪くなる可能性があります。

ですが「時間がありません。」とストレートに伝えると

相手によっては「私と話すのが嫌なのかな?」と思い、悪い印象を与えてしまうかもしれません。

上手に会話を終わらせるためには、以下の4つのポイントを意識しましょう。

・話が区切りの良いところまで待ち、その話を受け止める。

・一言の後、簡単に理由を伝える。

・お礼や気持ちを伝える。

・申し訳ない表情や仕草をする。

楽しい会話を終わらせるのは、少々心苦しいかもしれませんが

「会話を終える」スキルも重要です。

むしろ「時間がたつのが早かったな。またこの人と話したいな。」

という印象を相手に与えられる終わらせ方ができるといいですね。

おわりに

以上4つ、「あいさつをする」「会話を始める」「会話を続ける」「会話を終える」から成る

基本的な会話の流れのご紹介でした。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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